歴史

 昭和21年(1946年)に予科学生が同好会軟式野球部を創部し、昭和23年(1948 年)に宮田七一氏と渡辺実氏によって同好会軟式野球部は体育会軟式野球部に昇格した。 また軟式野球部でありながら、準硬式球で活動してきたことや、昨今の軟式・準硬式野球界 の変遷を受け、2006年に現在の体育会準硬式野球部に名称を変更した。

 昭和24年から現在までの関西六大学準硬式野球リーグでの優勝回数は21回をほこり、文部科学大臣杯 第65回全日本大学準硬式野球選手権大会では、創部初となる全国制覇を成し遂げた。

 

概要

・名称 

関西大学体育会準硬式野球部

・所在地

〒564-0073  大阪府吹田市山手町3丁目3番35号

・創部

1946年(昭和21年)

・部員数

62名

理念

関西大学体育会準硬式野球部は、勉学と野球を通じて人間力の向上を目指すことを理念とする。

目的

関西大学体育会準硬式野球部は、学生野球の精神に則り、人に感動を与えられるプレーを行 い、かつ常に全国大会の優勝を目標とし、関西大学体育会の発展に寄与することを目的とする。

チームテーマ 「虹色」

 福永翔太を主将とする新チームでは、「虹色」というテーマを掲げ活動します。

 前チームでは、全日出場を果たせず悔しい思いをしました。また、ここ数年はリーグ戦優勝からも遠ざかっています。その一つの要因は、チーム内の縦のつながりが弱く、個性(色)を活かしきれていない点にあると感じています。チームが一つの方向を向き、多色がうまく融合すれば、個性(色)はより強い輝きを放つことができるはずです。新チームでは、私たちの最も大きな特徴である個性(色)を最大限に発揮し、チームとして自分たちにしか出せない色を出したいと考えています。

  「虹色」というテーマには、2つの意味が込められています。1つ目はポジティブなイメージです。虹という言葉を聞いてマイナスなイメージを持つ人は少ないと思います。虹を見ると幸せな気分になるのと同じように、私たちが野球をしている姿を通じて人に幸福感を感じてもらいたいです。一人一人が個性を活かし、楽しくのびのびとプレーすることで、このチームを応援してよかったと思われるようなチームを作り上げていきます。

 2つ目は、思いやりの精神です。私たちの考える個性とは、プレイヤーとしての長所、人としての性格のことであり、個人が好き勝手していいということではありません。誰か一人でも輝きを失えば、全体の調和が乱れ輝きのないチームになってしまうからです。そうならないためには、全員が周りの個性に目を向け、カバーし合い、互いに尊敬し合える関係性を築いていかねばなりません。また、周りに目配り気配りをする思いやりの精神を持つことができれば、おのずと部活動以外の面でも「Kaisers」の一員として責任感のある行動をとることができるようになると考えています。

 この「虹色」というテーマをチームに浸透させ、「全日出場」という大きな目標を達成するため、日々努力していきます。